メガ進化と選出

本来選出パターンというのは20通りあります。初手選出を考慮すると3倍になります。ゾロアークとかを考えると、もうちょい多い場合もありますが、無視で。

メガ進化が複数である選出はしないと仮定し、メガ進化のポケモンによって選出パターンがどうなるかを調べます。

・メガ進化が1匹の構築の場合
すべての選出パターン 20通り
メガ進化を含む選出パターン 10通り

・メガ進化が2匹の構築の場合
すべての選出パターン 16通り
メガ進化を含む選出パターン 12通り

・メガ進化が3匹の構築の場合
すべての選出パターン 10通り
メガ進化を含む選出パターン 9通り

メガ進化するポケモンを1匹から2匹に増やした場合、すべての選出パターンは減るものの、メガ進化を含む選出パターンは増えます。
メガ進化は強力なギミックであり、基本的には選出した方が強いので、メガ進化を含む選出をするようにした場合は後者が優位になります。
さらに増やして3匹にした場合は、すべての選出パターンが減りすぎてしまい、メガ進化を含む選出パターンも減ってしまいます。
よって、メガ進化するポケモンは構築に2匹入れるのが良い、というのが定説になっています。


次に、基本選出にメガ進化が含まれていた場合を考えます。例えばメガ進化するポケモンを二匹入れてたとして、その片方を7割出そうと決めてる場合は、もう片方が邪魔になるかもしれません。

・メガ進化が1匹の構築の場合
基本選出のメガ進化を含む選出パターン 10通り

・メガ進化が2匹の構築
基本選出のメガ進化を含む選出パターン 6通り

上のように、メガ進化を2匹にした場合は基本選出のメガ進化を含む選出パターンが結構減ることになります。よってメガ進化のポケモンから構築を組み始めて、周りを固めたような構築の場合は、他のメガ進化のポケモンの採用を避けるべきかもしれません。

ただし、以上の話では選出パターンの数でだけで構築の良し悪しを評価しましたが、選出の中身には踏み入れていません。実戦で選出できるパターン(選出の幅)というのはより限られています。実際的には3〜7パターンくらいの強力な選出を用意できてれば問題はないかと思われます。