系統別に見た三すくみ

うわー用語作ってしまった、どっかから嫌われるかもしれない
基本的に、ポケモンは個体や構築ごとに以下のいずれかの系統に分類されるはず

崩し系、対面系、耐久系

崩し系:名前の通りだけど相手の受けを崩していく系統
眼鏡マンダや剣舞ガブ、キノガッサ等がこれに相当
要素としては積み技、嵌め技、一撃必殺技、毒々鬼火胞子、ステロ、高いAC、火力強化アイテム、が含まれやすい

対面系:これがちょっと説明しずらいというか私もいまいちわかってないのですが。対面性能が高い系統とでもしておきます。
例としてはマンムーボルトロス、鉢巻ハッサム、スカーフガブリアス
要素としては先制技、高いS、スカーフ、襷等

耐久系:これはそのまんまなんで特に説明要らず。受けるやつら。
奇跡ラッキー、ブルンゲルクレセリア
要素としては身代わり、壁、回復技、鬼火電磁波、体力回復系アイテム等


それらはそれぞれ三すくみになっていて
耐久系→対面系→崩し系→耐久系
みたいな。
対面系は耐久系を崩しきれず、耐久系は崩し系に押し切られ、崩し系は対面系に準備の途中で猛攻を受けてしまう。
クレセリア@オボン 普通の月の光型(耐久系)
霊獣ボルト@オボン 悪巧み(崩し系)
ラティオス@珠 詰み技なし(対面系)
のような例を考えれば分かりやすいでしょうか。
ラティオスクレセリアを崩しきれず、クレセリアボルトロスに積まれて押し切られ、ボルトロスラティオスに先制され落とさせる。
ただ、三すくみといっても全く絶対的なものではなく、タイプ相性や素早さ等で簡単に覆りうることには注意してください。

型によっては上記の系統を複合したものもあると思います。
トドゼルガは基本的には耐久系ですが、みがまもや零度で相手の崩しを行ったりします。
ラティオスは対面性能が高いので多くは対面系ですが、瞑想やトリックを持てば崩し系になり得ます。
ぶっちゃけ結構多くが複合系だと思います。


さて、構築をする際には基本的な勝ち筋を上記のどれかの系統に集中させてる場合が多いでしょう。
受けループは耐久系で集中させなければ中途半端な受けになり(ラキムドーのうちムドーがいないような場合を想像してください)、対面構築は対面系で集中させなければ折角の有利な一対一交換を進められなくなったり。
一つのコンセプトを大事にしながら組むのも大事な組み方でしょう。

ただ、一つの系統に集中していると、三すくみの関係からいずれかの系統で詰んでしまいます。なので多くの構築はそれを解消する系統を入れています。
対面構築は対面系が集中していて耐久系を崩せないのでガッサ、瞑想スイクン等で解消
受けループは耐久系が集中していて、崩し系である積み技全般に弱いので、対面系のラティ、スカーフバンギなどで解消
ハッサム入りは積み途中に対面系からの速攻を受けても大丈夫なように、耐久系の要素を持たせる壁ラティを採用したり。

オフやレートで成績を残してるパーティを見ると、自然とそういうことができている印象を受けました。


っていう体系を思いつきましたとさ。一分で思い付いたものを適当に書いてただけなので大目に見てね