ローブシンのかえんだまとどくどくだま

状態異常系玉を持ったローブシンの話をします。
一応簡単な説明をしておきます。火炎玉はやけど状態にするもので、ダメージは毎ターン2/16のダメージを受けます。毒々玉は猛毒状態にするもので、ダメージは1/16,2/16,3/16,…と増えていきます。発動ターンも含めると2ターン目では火炎玉の方がダメージを受け、3ターン目では両方とも同じダメージ、4ターン目からは毒々玉の方がダメージを受けることになります。ここから、ローブシンで火炎玉と毒々玉ではどちらを選択すべきかという議論においては「4ターンかかるか、かからないか」が論点としてよく挙げられます。

しかし、毒々玉は5ターン以降になるとダメージがみるみる増えていき、対自己再生やドレパンミラーで厳しくなるなど長期想定の際のデメリットが大きいです。これに比べると火炎玉のデメリットである2ターン目の1/16のダメージ差はそれほど大きいものではありません。

毒々玉は長いターン数でのドレパン連打ができないというデメリットを持ちます。火炎玉は2ターン目で1/16のデメリットを持ちます。
どちらが良いかはやはり一概に断言はできません。が、自分はカバルドン、ヌオー、火力のないスイクンなどに対するドレパン連打を想定をすると基本的に火炎玉でいいと考えています。毒々玉を採用するのはトリルを絡めて短期決戦に持ち込む場合や、ランクルスと同居したとき等が考えられます。

とはいうものの、ここらへんの細かい話の、勝率に及ぼす影響はせいぜい0.5パーセント程度だと思うので、そんなこと考えてる暇あったら対戦してろって言いたいです。配分とかもこだわりを持つ方が多いですね。勝率主義というのはそういう意味ではないと思います。

ちなみに、「4ターンかかるか、かからないか」という論点はどちらかというと毒々玉派の者により作られたと考えられます。火炎玉派の者目線でみれば、「2ターンで済むか済まないか」と言うことができますから。